最先端の育苗ハウスにおける接木苗の大規模生産農場株式会社 九州野菜育苗センター

九州野菜育苗センター（九苗）とは

九州野菜育苗センターは、徳島県に本社をおく有限会社竹内園芸のグループ会社の１つで、トマト、キュウリ、ピーマン、ナスなど野菜苗を中心とした苗を生産している会社です。今までは農家の人が種をまき、水やり、苗をつくり、その苗を植えて野菜を作っていましたが、近年では苗を購入して野菜をつくる農家が増え、苗の需要が高まっています。そんな中、九州で農業の盛んな熊本県に2拠点目となる野菜苗の生産を目的としてつくられました。私たちは、主力商品である接木苗の生産し、九州を中心とした全国のお客様に届けています。

接木担当者の一日

【1日のスケジュールは？】
接木担当『始業時間は8時ですが、大体20分前には出社しています。8時30分には接木のパートさんが出勤するので、それまでに接木する苗の状態をチェックし、道具などの準備をします。パートさんが作業を始めてからは、パートさんが接木した苗をチェックして回ります。接木苗の断面同士が正確に合わさっているか、断面の長さが合っているか、作業手順は守られているかなどを確認し、それに応じた指導やアドバイスをして、接木苗の品質保持・向上に努めています。チェック後は自分も接木を行いながら、目標まで接木を行います。終わったら接木できた本数のチェックを行い注文数に影響がないか確認します。その後パートさんの振分け、やる順番など明日スケジュール調整を行い、18時前には退勤します。

【働く環境は？】
接木の現場は、20～40人くらいのパートさんがいるのですが、みな落ち着いて黙々と作業をしているので、非常に落ち着いた環境です。仕事のやりがいとしては、自分で作業量や進め方をコントロールできるのでやりやすい様に仕事を行っています。春（3月～5月）と夏（７月～１０月）は、苗の生産が大変忙しく１9時～20時くらいまで残業することもしばしありますが、そのシーズンを終えますとほとんど定時で帰宅することができます。また農業では休みが少ないといわれていますが、年間９０日以上の休みはあり（リフレッシュ休暇と有給休暇あわせて）、忙しいシーズンを終えますと7日間や10日間といったまとまった休暇を取っていくことができます。